芝野虎丸さんといえば、19歳11ヶ月で7大タイトル最年少獲得
史上初となる10代での名人として、世間を驚かせましたね。
名人はその名の通り業界の最高位
相撲の世界で言えば、「横綱」と呼ばれる絶対的な存在です。
そんな囲碁界の名人に史上最速で到達した芝野虎丸さん
一体どれ程の収入の持ち主で、獲得賞金はいくらなのか?
今回の記事は、お金にまつわるお話。
『芝野虎丸の収入や賞金はどれくらいなの?年収は億単位って本当?』と題してお送り致します。
どうぞ最後までご覧ください。
芝野虎丸の収入や賞金はどれくらいなの?年収は億単位って本当?
①賞金 | 約2,300万円 |
②給与 | 約100万円 |
③対局費 | 約2,300万円 |
④合計 | 2,860万円 |
※あくまでも推定金額となります。
芝野虎丸さんの収入は推定で4,000万円〜5,000万円と想定。
年収は億以上?と噂もありますが、現時点ではそこまでは行ってなさそうですね。
それにしても、20歳になったばかりの芝野虎丸さん
引退する頃には会社員の何十倍もの金額を稼いでいるんでしょうね。
使い道が気になります。
収入源その①〜賞金〜
芝野虎丸さんの収入が4,000万円〜5,000万円と考えられる根拠は幾つかあります。
まず、囲碁棋士の収入源はなんといっても賞金
各大会で優勝すると賞金が入ります。
7大タイトルと言われる優勝金額は合計すると、なんと1億4,900万円
内訳を見ていくと下記のようになります。
■棋聖戦
4,500万円
■名人戦
3,200万円
■本因坊戦
3,000万円
■王座戦
1,400万円
■天元戦
1,300万円
■碁聖戦
800万円
■十段戦
700万円
「棋士線」・「名人戦」・「本因坊戦」の賞金額は特に大きく、この3大タイトルで1億を超える賞金金額となります。
囲碁界の賞金ランキングの1位といえば井山裕太九段です。
2018年の賞金ランキングでは、1億4696万円で8年連続賞金王。
これでも前年は7冠独占状態だった前年から比べると、1300万ほど下がっているのだとか・・・。
2位は一力遼八段の5,161万円
3位は張栩名人の4,151万円
1位と2位の間で3倍近くの収入差があるのには驚きです。
億超えをする棋士は賞金タイトル総ナメするぐらいでないと、難しそうですね。
日本棋院の棋士の2018年の賞金ランキングがまとまりました。
1位 井山裕太5冠 1億4696万円
2位 一力遼八段 5161万円
3位 張栩名人 4151万円
4位 山下敬吾九段 3283万円
5位 芝野虎丸七段 2226万円
(国際棋戦含む、全公式戦対象。千円単位は切り捨てています)#囲碁 #賞金 #ランキング— 毎日新聞・囲碁 (@mainichi_igo) February 1, 2019
毎日新聞のデータを見てみると、芝野虎丸さんは5位なので、2,226万円。
こちらが1つ目の大きな収入源となります。
収入源その②〜給料〜
実は囲碁棋士には、会社員のような給料が存在します。
実力主義で賞金や対局依頼がこないと、収入があまり無いイメージでしたが、給料があることにはびっくりです。
日本棋院は給与や対局料の詳細を発表しておらず、棋士たちも口を閉ざしています。
しかし、白石七段があるインタビューで金額を聞いてみると、「デジカメから大きいテレビが買える程度」と2018年にコメントしています。
デジカメもテレビもメーカーやスペックで大きく変わりますが、30,000円から120,000円のぐらとばらつきがあります。
中間の70,000円から80,000円くらいで考えてみましょう。
30,000円×12ヶ月=360,000円
80,000円×12ヶ月=960,000円
年収に直すと40万弱〜100万円くらいに換算できそうですね。
収入源その③〜対局料〜
続いての収入は対局料です。
対局料は対局するすることで支払われるお金なので、勝っても負けても収入になります。
この対局料、将棋界はある程度公表されていますが、囲碁界は公表していません。
白石七段の感覚「いい食事から数百万程度」を参考にします。
いい食事は1万円のコース料理、数百万は100万円で想定。
芝野虎丸さんは46勝を上げているので46回以上の対局しています。
となると最低金額でも46万円、1局100万円だとしたら4,600万も貰っている計算になります。
今回は間をとって中間の50万円で計算してみても、なんと50万円×46戦で2,300万円
とんでもない金額になります・・・。
さいごに
『芝野虎丸の収入や賞金はどれくらいなの?年収は億単位って本当?』と題してお送りしました。
芝野虎丸さんの収入は4,000万〜5,000万円くらいだと予想。
収入は賞金、給与、対局費の3つから算出しているので、対局費の部分で大きく異るかもしれません。
今後も芝野虎丸の活躍から目が離せませんね。
最後までご覧いただきまして、有り難うございます。
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